信をやるモチベーションが極端に低下しているため、代わりに映画(’’
というわけで、いくつか見たうちの中から3つほど。
1:「遠い空の向こうに」
ぶっちゃけ実話だそうな。
主人公をとりまく環境、いやだーw
身体能力(アメフトとか)が運良くよければ奨学金で大学へいけるが、それ以外のほとんどは親の後をついで、炭鉱がらみに半強制的に就職(’’;
でも、そんな中でも、夜空に一瞬描いた人工衛星の軌跡を見て、ロケットを自分で作ろうと夢見た主人公(及び3人の仲間)
オヤジは炭鉱のエキスパートみたいな存在で誇りをもっている。ゆえに、絵空事としか思えない息子に、地に足つけろとことあるごとに対立する頑固おやじ。どこの国でも昔はこういう誇りをもったオヤジがいたんだろうなぁ。
よかったです。ええ。まるで映画のような展開をする実話。炭鉱まみれになる未来しかなかったガキが、ロケット工学の第一人者フォンブラウン博士と出会い、最後にはNASAでエンジニアをやったそうな。。。。
おれの周りなら、あれの1万倍何かになれる可能性はあったが、、、逆にレールに乗ってしまったなぁ。。。
2:「守護神」
ちまたでは、海猿のパクリだろー、という意見が多いわけですな。
まぁ海猿は見てないんでコメント不能(’’;
ぶっちゃけ言うとUnited States Coast Guard の話。まぁ米国沿岸警備隊ですな。
現場で役立つことを教えるため、教科書を無視して過酷にも見える教え方の教官がよい。
ラストでは、劇中でしゃべった、「いつか、誰を救い誰を見殺すか決断を迫られる時が来る」を身をもって実践してみせた。
まぁぶっちゃけ展開はべたです。教え子の最後のセリフらへんはなかったほうが。。。
でも、ま。アメリカ軍人の生き様を反映してるようでよかったですな。救うことのできた人数を問われたとき、救えなかった人数を答えるあたり特に。
小ネタ:沿岸警備隊は、その創立過程他から、非公式に第一艦隊となっている。身分は公式にアメリカ軍所属。
3:「戦場のアリア」
舞台は第一次世界大戦の西部戦線の、、、、どこだろう。ソンム川攻防戦あたりか??
現実に起こりながら、伝説にもなりつつある、クリスマス休戦がメインテーマ。
あの女優は現実じゃないだろうが、男優は実際に歌ったらしい。
そして、現実に、こう着状態だった各所で、敵同士が歩み寄り、片時の休戦をともに楽しんだらしい。
もっとも、アホな司教が宗教を隠れ蓑に、敵を絶滅させるまで殺しまくれと煽ったり、休戦に参加した兵士たちを東部戦線に配置換えした独軍とか、所詮は泡沫の夢とも思える内容。
「国の一部を独軍に占領されてるのに、敵と交流しおって!」というセリフに対する仏軍仕官のセリフにこの映画のすべてが集約されてるな。
「国?我々の苦しみを国が理解しますか?我々のつらさを!」
「ドイツ人を殺せと叫ぶ連中より、ドイツ兵のほうが人間的だ!」
小ネタ2:苦しみ、というセリフが理解できるよう数を列挙。例としてソンム川攻防戦で、1日で2万人ちかくが戦死、6万弱が負傷。たった100メートルを進むために2万人ですよだんな。しかも失敗。。。
4年近くに及んだ大戦で失われた人命は、2000万人以上。が、所詮犠牲になるのは前線兵士や民間人で、お偉方は後方でぬくぬくしてたのだろうねぇ。
しかし平和な日本で暮らしてると、2000万とか言われてもぴんとこないのが現実か。。(’’;
うーん、今週はけっこうあたりだった。ほかにタクシー3と4も見たが、回を進むごとに、アホさ全開でスピード勝負の部分がなくなってきて、おいら的には不満。
さて、来週は何見ようかな~♪